6月11日(水)に当社山口工場で年に一度の「防災ワークショップ」を開催しました。
当日は雨の予報でしたが、朝から曇り空へと変わり、なんとか天候にも恵まれました。まさに防災を考えるにはぴったりの一日ととなりました。
社会課題と向き合う場として
この防災ワークショップは従業員一人ひとりが社会課題と向き合う機会として毎年開催しています。今年は「災害時のトイレ問題」「くるまと防災」の2つをテーマに当社の取組みや思いを共有しました。また、山口県内の自治体や防災会の皆さまにもご参加いただき、今後の連携のきっかけとなる貴重な機会となりました。
ご参加いただいた自治体・防災会の皆さま
・山口県庁 山口企業立地推進課
・山口市役所 地域生活部 佐山地域交流センター
・山口市役所 商工振興部 産業立地推進課
・宇部市役所 企業立地推進課
・美祢市役所 総務企画部 総務課 防災危機管理室
・佐山地区自主防災会
実施プログラム
本ワークショップは、講演と体験の二部構成で実施しました。
第一部:講演会
・「災害からいのちを守るために」
・「災害のトイレ問題」
・「車を豪雨水害から守る」
第二部:体験会
・災害備蓄トイレ「クイックハウス(標準タイプ)」組立体験
・災害備蓄トイレ「クイックハウス(引き戸型バリアフリータイプ)」使用体験
・「携帯用クイックトイレ」使用体験
・くるまの水害対策「シェルカー+」の展示
参加いただいた皆様からのご意見
・「携帯トイレを備蓄しているものの、使ったことがなかったので、使い方を知ることができてよかった」
・「これを機に、携帯トイレを購入したい」
・「クイックハウスはトイレだけでなく、更衣室や授乳室としても活用できそう」
・「トイレの中で倒れた時のことを考えると、非常用に外からドアを開けられる構造があると安心」
今後に向けて
今回のワークショップを通じて災害時のトイレ環境の重要性や、くるまの水害対策への関心を高めていただく良い機会になりました。
従業員はもちろん、自治体や地域の皆さまとともに、防災意識を高め、災害による不安を少しでも軽減できるよう、今後もこの取組みを続けてまいります。
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