STARLITE AGNIS
高熱や飛散粒子から、
周辺設備・部材を守る。
高温時の断熱性と高温加熱後の耐貫通性を備えた、 スターライトの断熱防護材AGNIS。 リチウムイオン電池の回収・一時保管から バッテリー搭載製品・周辺設備まで、 使用環境に応じた安全対策を検討します。
回収・一時保管の現場から、
万が一の発火に備える。
使用済みリチウムイオン電池の回収・一時保管時には、 異常電池の混入や、予期せぬ発熱・発火への備えも重要です。 AGNISペール缶は、断熱防護材AGNISと内部構成を組み合わせ、 回収後の電池をより安全に取り扱うための保管方法を提案します。
AGNISペール缶
ペール缶の内側と底部にAGNISを配置し、 万が一の発熱・発火時に、 容器外周へ伝わる熱の低減を図ります。
さらに、対象となる電池に応じて ラックや仕切りを組み合わせることで、 電池同士の圧迫・接触や、 隣接電池への熱影響にも配慮します。
使用済み電池や小型バッテリーの 分別・一時保管を想定。
AGNISにより容器外へ伝わる 熱の低減を図ります。
電池サイズや収納方法に合わせて 構成を検討します。
ペール缶内部をAGNISで防護
ペール缶の内側から底部までAGNISを配置。 限られた収納スペースを活かしながら、 容器外周への熱影響低減を図る構成です。
ペール缶の内周をAGNISで覆い、 周囲への熱影響低減を図ります。
内周だけでなく底部にもAGNISを配置し、 容器内部を防護します。
限られた容器内部への 組み込みを考慮した構成です。
対象電池に応じた内部構成
電池をただ積み重ねるのではなく、 電池のサイズ・状態・収納数量などに応じて ラックや仕切りを組み合わせます。
電池を仕切って保持することで、 他の電池の重量が直接かかることを抑え、 変形や短絡につながるリスクの低減を図ります。
AGNISを使用した仕切りによって、 発熱・発火した電池から 周囲へ伝わる熱の低減を図ります。
小型電池と比較的大きな製品を分けて収納するなど、 対象物に応じた構成を検討できます。
仕切りラック
複数の電池を仕切って収納し、 電池同士の圧迫・接触や 隣接電池への熱影響低減を考慮した構成です。
D型ラック
小型電池用の仕切りに加え、 タブレットなど比較的大きな製品を 収納するスペースを確保した構成です。
※掲載している製品・内部構成は一例です。 実際の仕様・収納方法・仕切り構成は、 対象となる電池の種類、状態、サイズ、数量、使用環境等を確認したうえで検討します。 AGNISペール缶は、電池の発火原因そのものを取り除いたり、 電池内部の熱暴走を停止したりする製品ではありません。
STARLITE AGNIS
高熱や飛散粒子から周辺設備・部材を保護し、
被害拡大リスクの低減を支援する断熱防護材。
AGNISは、厚み1mmでありながら、 高温時の断熱性と高温加熱後の耐貫通性を備えた スターライトの断熱防護材です。
高温下で積層構造に空隙が形成され、 その空隙によって熱の伝達を抑えます。 また、所定条件での加熱後に耐貫通性を確認しています。
高温を受けたときに機能する、
AGNISの断熱防護技術
通常時の薄い状態から、高温を受けた際の構造変化、 そして高温加熱後の防護性能まで。 AGNISがどのように周辺設備・部材を守るのかを 3つの段階で紹介します。
通常時は薄い
通常時は薄い材料として使用でき、 限られたスペースへの組み込みや 製品・設備への適用を検討できます。
高温時に空隙を形成
高熱を受けることで積層構造に空隙が形成され、 その空隙によって熱の伝達を抑えます。 周辺設備や隣接部材への熱影響低減を支援します。
高温加熱後も耐貫通性を確認
バッテリー発火時には、 高熱だけでなく飛散粒子が周辺設備・部材へ 影響を及ぼす可能性があります。 AGNISは所定の試験条件で、 高温加熱後の耐貫通性を確認しています。
※性能は材料仕様、厚み、温度、加熱時間、設置方法、 周辺構造等によって異なります。 実際の適用には使用条件に応じた個別評価が必要です。
高温時の断熱性と、
高温加熱後の耐貫通性
バッテリー発火時の防護材料には、
高温環境での断熱性だけでなく、
飛散粒子などから周辺部材を守る
耐貫通性も求められます。
材料特性の比較イメージ
※比較図は各材料の特性を相対的に示したイメージです。 実際の性能は材料仕様、厚み、試験方法、温度条件、 設置方法などによって異なります。
AGNISの想定用途
AGNISは、バッテリー搭載製品の内部だけでなく、 電池の保管・輸送・回収・処理に関わる設備など、 高熱や飛散粒子から周辺部材を保護したいさまざまな場所への活用を検討できます。
バッテリーパック・搭載製品
BEVなどのバッテリーパックにおける ケーシング保護やモジュール間の仕切りなど、 バッテリー周辺部材の防護に。
電池の保管設備
リチウムイオン電池やバッテリー搭載製品を保管する 倉庫・保管庫などの内壁や周辺設備の防護に。
輸送・収納設備
電池を輸送・収納する容器や設備など、 万が一の発火時に周囲への熱影響を抑えたい場所への 活用を検討できます。
ごみ収集・処理現場
電池の混入による発火リスクがある ごみ収集車や廃棄物処理施設などで、 周辺設備・部材を保護する安全対策の一つとして。
※ 実際の採用可否は、使用環境、設備構造、要求性能、設置方法などを確認したうえで検討します。
よくあるご質問
AGNISの機能・性能から、 AGNISペール缶の構造や導入方法まで、 製品検討時によくいただくご質問をまとめています。
AGNISについて
AGNISとはどのような材料ですか?
AGNISは、高温時の断熱性と高温加熱後の耐貫通性を活かし、 高熱や飛散粒子による周辺設備・部材への影響低減を支援する スターライトの断熱防護材です。
AGNISは電池の発火そのものを防ぐ製品ですか?
電池の発火原因そのものを取り除く製品ではありません。 万が一の発熱・発火時に生じる高熱や飛散粒子から 周辺設備・部材を保護し、 被害拡大リスクの低減を支援します。
AGNISは熱暴走を停止できますか?
電池内部で発生した熱暴走そのものを停止することを 目的とした製品ではありません。 周囲への熱影響や飛散粒子による影響を低減する 防護材料として使用を検討します。
どのような仕組みで断熱性を発揮しますか?
高温を受けることで積層構造に空隙が形成され、 その空隙によって熱の伝達を抑えます。 高温時に機能する構造によって、 周囲への熱影響低減を支援します。
AGNIS単体で安全対策は完結しますか?
対象となる電池、設備構造、設置位置、使用条件によって 必要な安全対策は異なります。 AGNIS単体で安全を保証するものではなく、 使用条件に応じた構成・評価が必要です。
性能・試験について
どの程度の温度環境で使用できますか?
適用可否は、温度、加熱時間、材料厚み、 設置方法、周辺材料などによって異なります。 実際の使用条件を確認したうえで個別に検討します。
「高温加熱後の耐貫通性」とは何ですか?
高温にさらされた後の材料に対して、 飛散粒子等による衝撃が加わった際の 貫通しにくさを評価するものです。 バッテリー発火時には高熱だけでなく、 飛散物への備えも重要になります。
どのような試験を実施していますか?
高温加熱による断熱性評価や、 加熱後の材料に対する耐貫通性評価などを実施しています。 ページ内の試験動画でも評価の様子をご覧いただけます。
AGNISの試験動画を見る ↗詳しい試験データや技術資料はありますか?
技術・製品資料をご用意しています。 公開資料以外の詳細な評価条件や適用については、 使用条件を確認したうえで個別にご案内します。
AGNISの資料をダウンロード ↗他の断熱材との違いは何ですか?
AGNISは断熱性だけでなく、 高温加熱後の耐貫通性や厚み1mmであることなど、 複数の特性のバランスを考慮した断熱防護材です。 実際の材料選定は、要求性能や使用条件に応じて検討します。
AGNISペール缶について
AGNISペール缶はどのような製品ですか?
ペール缶の内側と底部にAGNISを配置し、 使用済みリチウムイオン電池等の回収・一時保管時に、 万が一の発熱・発火による容器外への熱影響低減を図る保管容器です。
どのような電池の回収・保管に使用できますか?
使用済みリチウムイオン電池や 小型バッテリーなどを想定しています。 実際の採用可否は、電池の種類、状態、サイズ、 数量、使用環境等を確認して判断します。
膨張した電池や破損した電池も収納できますか?
電池の状態によって必要な取り扱いが異なります。 膨張、変形、破損、異常発熱等がある場合は、 状態を確認したうえで収納方法や採用可否を個別に検討します。
ペール缶のサイズや収納数量は決まっていますか?
対象電池の寸法、収納数量、状態、 使用環境等に応じて適切な構成を検討します。 ページに掲載している構成・写真は一例です。
ラックや仕切りの構成を変更できますか?
対象となる電池のサイズ・形状・数量に応じて、 ラックや仕切りを組み合わせた内部構成を検討できます。 電池同士の圧迫・接触や隣接電池への熱影響の低減を考慮します。
タブレットなど比較的大きな製品にも対応できますか?
D型ラックなどを活用し、 小型電池用の仕切りと比較的大きな製品を収納するスペースを 組み合わせた構成も検討できます。
導入・仕様相談について
自治体以外でも導入できますか?
自治体だけでなく、 企業、回収事業者、廃棄物処理事業者、 バッテリー関連設備を扱う事業者などからもご相談いただけます。
AGNISと金属材などを組み合わせた構成は可能ですか?
使用環境や要求性能に応じて、 金属材など他材料との組み合わせを含めた 構成を検討します。
既存設備への組み込みも相談できますか?
設置スペース、設備構造、温度条件、 保護したい範囲などを確認し、 AGNISの配置や他材料との組み合わせを含めて検討します。
サンプルや事前評価はできますか?
評価内容、数量、使用条件などによって対応可否が異なります。 評価したい用途や条件とあわせてお問い合わせください。
サンプル・評価について相談する ↗問い合わせ時には何を伝えればよいですか?
対象となる電池や製品の種類・状態・サイズ、 収納数量、使用・保管場所、設置スペース、 想定する温度条件、保護したい範囲など、 現時点で分かる内容をお知らせください。 条件が確定していない段階でもご相談いただけます。
使用条件から相談する ↗
対象となる電池や使用条件に合わせて、
AGNISの活用方法からご相談ください。
電池の種類や状態、収納数量、保管環境、 想定する温度条件などを確認し、 AGNISペール缶の内部構成からAGNISの設置・組み込み方法まで個別に検討します。 仕様が決まっていない段階でもご相談いただけます。
種類・サイズ・状態・形状など
数量・保管場所・設置スペースなど
温度・設置位置・保護したい範囲など
AGNISは製品単体の提案だけではなく、 リチウムイオン電池を使用・排出・回収・一時保管し、 次の資源へつなげるまでの安全な電池循環を考える 「Battery Safety Project」の取り組みの一つです。
※AGNISおよびAGNISペール缶は、 電池の発火原因そのものを取り除いたり、 電池内部の熱暴走を停止したりする製品ではありません。 実際の適用には使用条件に応じた個別評価が必要です。